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自分で作って自分で食べる

都会にいながら自分の畑が持てる!

「体験農園マイファーム」

最近おうち時間を楽しく過ごすために、家庭菜園をスタートするご家庭が増えているそうです。
はじめはプランターで気軽に始めてみても、なかなかうまくいかないことも多いですよね。要因は日当たりや肥料の量など多々あると思いますが、かといって都心に住みながらちゃんとした自分たちの畑を持つことなんてできないし・・・と悩んでいる方にオススメ!
近年、都内近郊で自分の畑、マイファームを持てる場所が増えてきているのです。週末だけ家族で農業・・・なんていう「週末農家」も可能!
全国約100か所にレンタル農園を持つ「体験農園マイファーム」さんにお話を伺ってきましたので、農業体験の素晴らしさと共にお伝えしたいと思います。



自分たちでつくり自分たちで食べてみる。



取材させていただいたのは、株式会社マイファームの広報担当である松嶺仁宏さん。
株式会社マイファームは、「自産自消(じさんじしょう)」をテーマに「自分たちでつくり自分たちで食べてみる。」社会を目指し、人が作物を育てるように人も作物に育てられていることを体感することで、自然と人との距離を縮めるための活動を行っています。
その中の一環が農業体験、「体験農園マイファーム」なのです。

体験農園マイファームは、手ぶらで行ける、アドバイザースタッフ付きのレンタル農園です。
1区画15㎡(3m×5m程度)ほどの畑を1区画からレンタルすることができ、週末など空いた時間を自由に使って、誰でも気軽に野菜づくりを楽しむことができます。
都心からアクセスの良い立地が特徴なのと、農薬を使わず有機質肥料を使って栽培することが基本ルールになっているので、安心・安全かつ新鮮な野菜を自分たちで育てて食べることができるのです。



「耕されなくなった農地」の活用。





原体験は、代表である西辻一真さんの幼少期の思い出です。
家庭菜園好きの実家で育った西辻さんは、幼い頃から自然に触れる機会が多く、野菜づくりと植物採集に没頭していました。そんな中、通学路の途中で見つけた作付けされていない田畑を見て、「もったいない」と感じていたんだとか。

現在でも後継者不足や高齢化問題から農家が減り、使われていない農地は全国的に増加していることが問題となっています。
体験農園マイファームは、そんな「耕作放棄地」や「遊休農地」と呼ばれる「耕されなくなった農地」と地域の人々をつなぐパイプ役を担っています。
農地は日々手入れをしないとすぐに荒れ地になってしまいます。せっかく先祖から引き継いできた農地を守りたい農家の想いに応えるべく、農地をリメイクして地域の人たちが気軽に農業体験できる場として蘇らせているのです。









撮影に伺った西山農園のアドバイザーである岩本さん。自身も亀岡で農家を営んでおり、無農薬・無肥料・無堆肥で育てている自身の農法に近いポリシーを持つ体験農園マイファームに興味を持ちアドバイザーに応募したのだとか。
体験農園マイファームでは農園ごとに個性豊かなアドバイザーが付いています。その技術やこだわりは人それぞれ。あえて統一しないのは、お客様それぞれに合ったアドバイザーを探すことも楽しみのひとつにして欲しいからなのです。




見てください!この大きくて綺麗なオクラ!スーパーに売っているものは小ぶりで黒い斑点ができてしまっているものが多いですよね。あれって収穫してから冷蔵保管期間が長いほどできてしまうそうです。新鮮なものは美しい!




野菜と一緒に植えられているマリーゴールド。根菜類の生育を阻害する「センチュウ」という病害虫は、マリーゴールドの根の中では増殖することができず死んでしまいます。 また、マリーゴールドの花の香りにはアブラムシ等の虫除け効果があると言われていますので、無農薬農園において自然で安全な農薬の役割りを果たしてくれるのです。
そんな豆知識を教えてくれるアドバイザーがいることは、やはり心強いですよね。




虫に食われた葉っぱたち。
自然の中には、当然たくさんの生き物がいます。農業体験することで、苦手だった「虫」に触れるようになった!という子供たちも。
農薬を使わず有機質肥料をつかって栽培しているので、子供が泥だらけになって畑作業をしていても安全なのは嬉しいですよね。



食べ物がどこから来るのか知らない子供たちに。





「野菜はスーパーで売っているもの。」
都心に育った畑を知らない子供たちにとって、どうやって作物ができて自分たちが食べることができるのか、そんな自然の摂理を知らないまま大きくなることも少なくありません。
苗を植え、水をやり、肥料を与えることで少しずつ成長し、数か月の歳月をかけてようやく収穫して食べることができる。そんな「栽培・収穫・調理」までの一貫を体験することで、子供への食育にもつながります。
今まで嫌いだった野菜が、自分が育てたものなら食べられた、なんて声も。

時には自然による被害で収穫できないときもあります。それも、当たり前のこと。
だからこそ、食べられることに感謝の気持ちが芽生えるし、次はどうしたら収穫までもっていけるだろうと考える思考も生まれます。

株式会社マイファームが大切にしたいのは、栽培して収穫して食べられたら満足!終了!ということではないのです。時には失敗したり、収穫の際に種を取っておいてまた植えて育てたり、自然の循環や摂理を肌で感じ、自然と共に生きていることを実感してほしい。
そうすることで気づくこと、学べることがたくさんあるから。
今やネットで情報は溢れています。知らないことは調べたら何でも知識として身につけることはできます。しかし、自分が体験したことや実践して肌で感じることで得られる感性や想像力、志向に勝ることはできないはずです。

農業体験を通じて、自然の「気づき」を感じてみませんか?




いかがでしたか?
体験農園マイファームは全国100か所に開園されていますので、みなさんのお近くにもあるかもしれません。是非一度チェックしてみてくださいね♪

<体験農園マイファーム>
〒600-8216
京都府京都市下京区東塩小路町607番地辰巳ビル1階
TEL:0120-975-257
https://myfarmer.jp/



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