みなさん、こんにちは。カスタマーサービスの佐竹です。
突然ですが、当店のHP内の商品ページで、良く映り込んでいるお猿さんの木製フィギュアをご存知ですか?
実はあのカイ・ボイスンさんが制作された世界的にも有名なフィギュアです!
…といってもあまりピンと来ない方も多いかと思います。
今回は、作家カイ・ボイスンという作り手を追いながら、オブジェとして私が飾るならどこか考えてみました!
そもそもカイ・ボイスンとは?
木工・銀細工職人のカイ・ボイスンは、1886年生まれでデンマークがご出身の北欧デザイン界の代表的な一人です。今から130年以上も前です!
デンマークと言えば、日本でもおなじみの子供の人気玩具の「レゴ」や有名高級磁器ブランドである「ロイヤル・コペンハーゲン」もデンマークが発祥であります。
また、「みにくいアヒルの子」や「人魚姫」の作者、アンデルセンも出身なのでメルヘンなキュートな発想はお国柄なのかも知れませんね。
木製玩具の制作は、長男の誕生を機に始めたそうで、木材を使って作るおもちゃなどの作品作りの魅力が増していき、ついに1930年代からは本格的に木工細工作品に取り組まれたそうです。
彼の代表作品モンキーをはじめとした動物たちも丸みがあり、優しい雰囲気のインテリアです。きっと優しい父親であったのが、作品を通じて分かりますね。
では、なぜそのカイ・ボイスンが世界的にも有名になったのか、作品の特徴を通じて見ましょう!
作品の特徴と私ならどこに飾るか問題。
本物の動物を正確に模写するのではないのが、彼の作品の特徴です。彼曰く「線が微笑む」形状のデザインがポリシーだったようです。
動物もかなりデフォルメされているのが印象的ですね。忠実に再現するのではなく、魅力を最大限に生かしているのが分かりますね。
例えば、デフォルメされたひょうたん型のボディも木材独特の優しい風合いと相まって、お猿さんのボディに似合っていたり。
かなり印象的で強烈に記憶に残るデザインは、さすがは一流の巨匠。
また、このモンキーは「子供向け家具の展示会用のハンガーラック」として誕生したそうです!想像するだけでかなり可愛いです!
このモンキーの片方の手をぶら下がらせてやれば、空いたもう片方や足でも帽子を掛けることができかなり実用的でもありますね。計算づくしの設計は、凄すぎます!
さて、そんなカイ・ボイスンのモンキーをどこに飾るのがいいのか頭を悩ませました、というのも木のぬくもりがあり基本的にはどこでも似合ってしまいます。(笑)
ですが、強いて私が飾る所を一つに絞るとしたら「チェスト」に飾ろうかなと思います。
オブジェ、フィギアを飾る意味
理由としては、この木製フィギュアは形もユニークで何より強烈に印象に残るので、出し惜しみせずに邪魔じゃなくかつ目立つところがいいかなと思いました。
いつも見えるところに、このモンキーがいたらかなり和みます。また子供には少し背が高いハンガーにぶら下げれば、子供用の帽子掛けに使うこともできますので、実用的で面白いと思いました。
ですが、これと言って場所を固定しなくてもいいように感じました。
大型家具は頻繁に模様替えは難しいと思いますが、オブジェやフュギアなどの生活や暮らしに+aを与えるものは個人的に場所を変えるようにしています。
このような動物をモチーフとしたものは、愛着がどんどん湧いてくるので彼らも生活しているように、時にはスツールに座らせたり、時にはぶら下げたりしながら場所を変えて家族の反応を楽しみにするのも楽しいかもしれませんね!
いかがでしたでしょうか?
今回は、有名作家カイ・ボイスンを追いながらオブジェの置く場所を考えてみましたが、皆さんのお気に入りの物や気になっている物も作り手のこと知ったらよりインテリアが楽しくなるかもしれませんね。次回もお楽しみに!
【KAY BOJESEN DENMARK Monkey(モンキー)ミディアムサイズ】
www.kirario.jp/SHOP/KRI3746.html