キラリオの竹中です。本日のキラリオマガジンは
「家具に使われている木材の種類」についてお届けします。
家具を購入するときに、デザインやサイズ、テイスト、価格など色々なポイントで選ぶ必要性がありますよね。
家具に使われている素材(木材)といっても、いくつも種類があって意外とわからないもの。
今回は、木材ごとに特徴がありますので、家具を選ばれる際のヒントになればと思い木材別の特徴をお届けしたいと思います。
アルダー材
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アルダー材は、ヨーロッパ・北米エリアを中心に分布されている広葉樹を切り出した無垢材の一種です。伐採後は白っぽい色をしていますが、時間が経つにつれ淡紅褐色や淡黄褐色に変化していくのが特徴です。
木肌に大きな“くせ ” はなく、木目や節が主張し過ぎず美しいので、家具の素材にとても相性がいいとされています。時には加工のしやすさからギターやベースの楽器の素材にも使用されている木材となっています。
パイン材
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節を多く含むパイン材ですが、優しい木肌と風合いある木目が特徴です。
使い込めば、表面が飴色に変化していくので経年変化の風合いが楽しめます。
北欧家具だけでなくカントリー家具にも多く使われています。
荒々しい木目や節が特徴の木材となっていますので、キラリオで取り扱っている家具では、ヴィンテージテイストの家具によく使われています。
タモ材
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タモは、非常に高く大きく成長することで有名です。特に高い木では、最大30mにもなると言われ、他の木を凌ぐ高さになります。そのため、森の中でも圧倒的な存在感を放っています。幹の太さに至っては、80〜100cmにもなるため、均一で安定した素材を取ることが可能なのです。
タモは、木目が比較的はっきりと現れます。木材の深いところまで木目が流れていることから、根元から先端まで均一な木目が取れることも特徴の1つです。 しかも、まっすぐに伸びて木口も丸く、大きな素材を取ることが可能です。そのため、一枚板を使ったダイニングテーブルなど、木目の美しさを存分に味わえる家具作りにも向いていると言われています。
オーク材
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オーク材とは、ワインやウィスキーなどを熟成させるために保存する“樽(たる)”などに使われています。特徴は、堅く重厚感があり、耐久性にとても優れた木材。古くからヨーロッパやアメリカでは、家具や床板、船舶、そしてウイスキー樽などにも使われており、馴染みのある木材となっています。
家具として使われるときは、ダイニングテーブルの天板や、引き出しの前板など、強度が必要な部分に使われていることが多い木材となっています。
ウォールナット材
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ウォールナットはクルミ科の広葉樹のことです。日本にもクルミ材と呼ばれるものがありますが、家具や建材に使用されるウォールナットは一般的にブラックウォールナットのことを指し、クルミ材とは違うものになります。
特徴としては「衝撃に強い」「加工後の狂いが少ない」「加工性や接着性に優れている」「高級感がある」といったことが挙げられます。
世界三大銘木の一つにも挙げられ、色味の濃いシックな雰囲気のある木材として根強い人気がある木材となります。
アカシア材
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アカシア材の人気の理由の一つに、見た目の美しさによるものが大きいでしょう。アカシア材の芯材は、落ち着いた高級感のある茶褐色にまっすぐに伸びる木目、茶と白の濃淡によるデザイン性の高さがアカシア材の特徴です。
アカシアは深みのあるブラウンカラーが親しみやすく、一見、高級木材のウォールナットを思わせる木目が特徴的。スッと走る直線の中に、ところどころ巻き込むように渦巻く模様の木目はどこか日本の古い建築物を思わせ、洋風だけではなく和風のインテリアにも合わせたい木材です。