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「旬のお料理 一年生 ~伊藤さんちの食卓から~」

第一回 旬のきくらげを使った"きくらげとトマトと卵の中華炒め"

皆さんは普段、旬を意識してお料理をされていますか?
旬を取り入れたいと思いつつも、なかなか実践できていないという方も多いのではないでしょうか?

旬を自宅で手軽に取り入れられるレシピを知れるコンテンツがあったらいいのに、、、!から生まれたこの企画。

6月からの3ヶ月、京都でカフェ「zozotte plus」を営まれるお料理のプロ、伊藤清美さんに、ご自宅でも手軽に作ることのできる"旬"を取り入れた家庭料理を教えていただきます!

記念すべき第一回目は今が旬の「きくらげ」を使ったレシピを教えていただきました。 ぜひ、ご自宅で作ってみてくださいね♪

▼その他の旬のレシピはこちらから

お料理を教えていただく先生は?



伊藤清美さん。
京都JR山陰本線・花園駅から歩いて約10分の住宅街でカフェ「zozotte plus」を営まれていらっしゃいます。
【ちょっと洒落た家庭料理】をコンセプトに作られている「zozotte plus」さんのお料理は、すべて伊藤さんの手作り。

とっても気さくで明るくて、笑顔が素敵な伊藤さんに、キラリオWebメディアチームの2人がお料理を教えていただきました。
「本日は、よろしくお願いいたします!」



そもそも旬って何がいいの?



"旬"という言葉はよく耳にしますが、旬の食材を食べることってどんなメリットがあるのでしょう?

旬の食材を食べることには3つのメリットがあると言われています。
【1.新鮮でおいしい】
旬にいただく食材は、ほかの季節に比べ、香りやうま味が豊かに感じられ、素材そのままの味わいを楽しむことが出来ます。

【2.栄養価が高い】
旬の食材は、ほかの季節と比べて栄養価が高いです。また、旬の野菜には、その季節に体が必要とする栄養素が豊富に含まれていることが多く、日々の健康を維持することにも役立ちます。

【3.価格が安い】
旬の野菜は生産量が多くなるため、ほかの季節に比べ価格が安くなります。美味しい食材をお財布に嬉しいお値段で購入できるのは嬉しいですよね。

このように、旬を取り入れると、「味良し」「栄養良し」「お値段良し」といいことづくしなんです!

今回の旬の食材は?



今回の旬の食材は「きくらげ」です。
きくらげの旬は6月~9月頃。
乾燥きくらげは通年で売られていますが、生のきくらげが流通するのは旬の頃だけ。
栄養面としては、乾燥きくらげの方が乾燥によって凝縮されるため栄養価は高くなりますが、生のきくらげの特徴は何といっても独特の食感!
コリコリとした歯ごたえは控えめですが、プリプリッとした弾力感が楽しめます♪

今回の教えていただくお料理は?



「きくらげとトマトと卵の中華風炒め」
なんと、伊藤さんが「zozotte plus」で提供されることもあるレシピを特別にお教えいただきました!

材料

【材料(2人分)】 調理時間:約10~15分
きくらげ…6~7枚
卵…3個
ミニトマト…10粒程度 (※大玉トマトであれば1個)
ごま油…大さじ2
オイスターソース…大さじ1
砂糖…小さじ1
塩…少々
こしょう…少々

作り方



①きくらげを2cm幅に切る
「きくらげに付いている白い粉はカビではなく、きのこの胞子なので安心してね。」と教えていただきました。



②ミニトマトを半分に切る(※大玉トマトの場合は、ざく切りに)。



③沸騰したお湯できくらげを30秒ほどサッと湯通しする。





④卵を溶きほぐし、熱したフライパンにごま油を大匙2加える。

=Point=
ごま油の量は多めですが、卵にごま油の香ばしい香りがうつるため、卵に味付けをしなくても美味しく召し上がれます。





⑤卵を熱したフライパンに流し入れ、卵のフチが固まってきたら、卵をかき混ぜ(画像上)、半熟よりも手前でボウルに戻す(画像下)。

=Point=
後でもう一度炒めるので、ここでは"半熟の手前"で留めておくのがポイント。





⑥卵を炒めていたフライパンに、湯通ししたきくらげ、半分に切ったミニトマト、調味料(オイスターソース大匙1、砂糖小匙1、塩・こしょう少々)を加え、炒める。



⑦先ほど炒めた卵をフライパンに戻し、具材と混ぜ合わせ、卵が固まる前に火を止め、お皿に盛ったら完成!!



お味はいかが?





試食をさせていただきました。



彩り豊かで、食卓をぱっと明るくしてくれるような一品。
プリップリのきくらげに、ごま油香るとろっとろの卵、炒めることで増したトマトの甘みが絶妙にマッチし、お箸が止まりません、、、!!
私自身、きくらげは乾燥しか食べたことがなかったのですが、生のきくらげのみずみずしいプリッとした食感の虜になってしましました。
生のきくらげを食べたことがない方は、ぜひ!このレシピをお試しいただきたいです。

おかずとしてはもちろん、お味もしっかりとしているので、丼ぶりにしても美味しそう♪
「丼ぶりにするのなら、汁気を少し多めにするとより美味しいですよ!」と教えていただきました。

食べてくれる人がいるから頑張れる



伊藤さんのお店、zozotte plusではランチメニューに季節によりさまざまな旬の食材を楽しめる7種のタパスを提供されています。

よく来てくださるお客さんも多いので、なるべく同じメニューにならずに、ご来店いただく度に楽しんでいただけるように工夫をされているそう!

そんな伊藤さんにどのようにレシピを思いつくのか尋ねてみると、
「外食に行ったときに、美味しいと思ったお料理には何がはいってるんやろう?と分析をしてみたり、SNSで見たちょっと変わったレシピからヒントをもらったり。お料理に関する情報が自然と目について入ってくるんです。」

「やっぱりお料理は、食べてくれる人がいるから頑張れる。ご飯を食べてくれる家族やお客さんに喜んでもらえるのが嬉しいから、頑張ろうっておもえますよね♪」

食べてくれる人に喜んでもらうことを原動力に、"現状維持は後退" という言葉を大切にされ、新しいことにもどんどんチャレンジをされている伊藤さん。

"誰かのために"の原動力は、自分自身も成長させ、周りの人も幸せにする。
仕事や好きなこと、周りの方との関わりをとても大切にされ、生き生きとされている伊藤さんの作るお料理はとってもあたたかい味がして、心も身体も満たされました。

今回教えていただいたレシピの活用法♪



今回教えていただいたレシピは、味もしっかりしていてボリュームがあるので食卓のおかずにぴったり!
調理時間も約10~15分と手早く作ることができるので、忙しいけれど栄養満点の美味しいご飯を食べたい方にはうってつけのメニューです。

冷めても美味しいので、作りすぎてしまった次の日のお弁当に入れるのもおすすめですし、味もしっかりしているのでお酒を飲む際におつまみとして楽しむこともできますよ♪

簡単なのに栄養満点で美味しい「きくらげとトマトと卵の中華風炒め」、ぜひご自宅でも作ってみてください♪


いかがでしたか?
手軽に作れるのに、とっても美味しい伊藤さんの「きくらげとトマトと卵の中華風炒め」。
生のきくらげが楽しめるの旬の季節に、ぜひ作ってみてくださいね♪

次回は旬の"じゃがいも"を使ったレシピをご紹介します。
ぜひ、お楽しみに♪

伊藤さん顔写真

旬のお料理1年生 担任

伊藤清美さん

京都JR山陰本線・花園駅から歩いて約10分の住宅街でカフェ「zozotte plus」を営まれています。
【ちょっと洒落た家庭料理】をコンセプトに作られている「zozotte plus」さんのお料理は、すべて伊藤さんの手作り。
京都へ訪れた際には、ぜひお店を訪れてみてくださいね♪



▽zozotte plus
〒616-8101 京都府京都市右京区太秦和泉式部町13−19
電話:075-861-3805
営業日:水 木 金 土 の11時半〜15時ランチ営業
※夜は金曜日のみバル営業
HP:https://www.instagram.com/kiyozozo/?hl=ja

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