storyイメージ

梅雨の京都散歩

~6月の花と梅宮大社~

全国的に梅雨入りも始まり、すっかり雨の日が増えてきた今日この頃。今回は、紫陽花が綺麗なことで有名な神社「梅宮大社」へ足を運んできた時の様子をお届けします。
6月の草花の姿を少しでも感じていただければ幸いです♪

梅宮大社へ



梅雨の合間の晴れの日にやって来た梅宮大社。梅宮大社は、酒造や子授け、安産の神を祭られている神社ということで、安産祈願をしに夫婦で来られる方も多い神社だそう。神社にたどり着くと、さっそく立派な鳥居が出迎えてくれました。



鳥居をよく見ると「梅宮」の文字が。梅宮大社はその名の通り神花として梅を大切にされており、3月には京都でも随一の本数を誇る梅の木を楽しめる有名な観光スポットでもあるとか。これはまた春にもお花見を兼ねたお散歩に来たくなります!





立派な門の上にはこれまた立派な酒樽が並べられています。お酒の神様を祀っている神社ならではですね!









門をくぐると、拝殿や、竜の顔が格好いい手水舎が。閑静な空間に、砂利を踏む音と滴る水の音が心地よく耳に届きます。私が行ったタイミングでは観光客で混雑していることもなく、落ち着いた空気を楽しむことが出来ました。

穏やかで広い庭に咲く花々





拝観料を払って、境内右手にある扉へ。柵を開いて庭園へ足を踏み入れると、ちょうどあやめが見頃でした♪池の周りをぐるりと回るように散策しましたが、お天気もちょうどよく、思わずゆっくりと深呼吸をしたくなるような穏やかな時間が流れていました。





大きな池が絵になる光景。境内を囲むように作られているだけあって、思った以上に広大!ところどころにベンチが置いてあるので、腰掛けて景色を楽しむのも良さそうだなと思いました。慌ただしい京都観光の合間に、ここでほっと一息つくというのも素敵ですね♪





この時期は他にも花菖蒲が見頃。お庭のあちこちで咲いていて、紫と白のコントラストがとても綺麗でした。



もう少し時期がずれていたら、睡蓮と一緒に咲く姿も見られそうですね。



池から離れて植物がトンネルを作る小道へ。木漏れ日が綺麗な影を作ってくれています♪
こちらを歩いていると咲き始めの紫陽花がちらほらと目に付きました。まだ華やかに色づいているとはいいがたいけれども、だからこそ咲いている1輪ずつにありがたみを感じます。





大ぶりの紫陽花も、凛とした雰囲気の山紫陽花も、それぞれ違った魅力があります。梅宮大社ではなんと60種類もの紫陽花が楽しめるうえに、満開の時期には小道がまるごと紫陽花でいっぱいになるそう。京都の紫陽花を楽しむにはもってこいの名所ですね。



小道の方は日陰が多いので、暑くても散策しやすいのが良いですね♪

心のリフレッシュが叶う神社





お庭の散策を終えてもう一度境内を見渡すと、お百度参りの見切り石が目に付きました。







他にも、拝殿の奥には社と小さな鳥居が。自然を楽しんだ後は、こちらに参拝していくのも素敵ですね。



日常から少し離れて豊かな自然に触れることが出来て、なんだか気持ちがリフレッシュした気持ちになりました。パワースポットという言葉は、こうした気持ちの切り替えを促すことが出来る環境を指すものなのかもしれませんね。

いかがでしたか?
梅雨の時期の梅宮大社は、今だから見られる花をたくさん満喫することができました。みなさんも京都観光の際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?

〒615-0921
京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
電話 075-861-2730
営業時間 9:00~17:00 (16:30受付終了)


 

一覧ページへ戻る

ページトップへ