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旬のお料理1年生 第4回

~茄子と豚肉の甘辛丼ぶり~

ご自宅でも簡単に作ることのできる”旬”を取り入れた家庭料理を学ぶ企画第4回目。

第1回目の「きくらげとトマトと卵の中華炒め」、第2回目の「アンチョビポテトサラダ」、第3回目の「ゴーヤのナムル」に引き続き、京都でカフェ「zozotte plus」を営まれているお料理のプロ、伊藤清美さんに旬レシピを教えていただきます。





第4回目は今が旬の「なす」を使ったレシピ『茄子と豚肉の甘辛丼ぶり』を教わりました。
ぜひ、レシピを見ながらご自宅でも作ってみてくださいね♪

▼その他の旬レシピはこちらから

今回の旬の食材は?



今回の旬の食材は、「なす」。
その成分は、なんと90%以上が水分です。
なすの皮には”ナスニン”というポリフェノールの一種が含まれており、活性酸素の働きを抑制し、ガンを予防するほか、血管を綺麗にし、動脈硬化や高血圧を予防する効果もあると言われています。



なすが特に美味しい季節は6月~9月。
美味しいなすを見分けるにはヘタと皮を観察してみましょう。
切り口がみずみずしく、ヘタがしっかりとし、とげが鋭くとがっているものほど新鮮。
また、皮の色が濃く、ハリと艶があり、傷や変色が少ないのが美味しいなすの特徴です。
なす選びの際は、ぜひチェックしてみてくださいね♪

今回教えていただくお料理は?





「茄子と豚肉の甘辛丼ぶり」。
食欲が減退しがちな、暑い夏にぴったりのお箸の進む一品です。

材料



【材料(3人分)】 調理時間:約15分
なす……………………3本
豚の薄切り肉…………約200g  ※今回は豚肩ロースを使用しました
パプリカ(赤、黄)…各1/2
ねぎ……………………1/2本
温泉卵…………………3個

★合わせ調味料(タレ)
砂糖……………………大さじ2
みりん…………………大さじ2
醤油……………………大さじ5
にんにく………………ひとかけ

サラダ油………………大さじ2
水溶き片栗粉…………大さじ2
糸唐辛子………………適量

作り方





❶★の調味料をボウルに合わせ、にんにくをすりおろす





❷なすを厚さ1.5cm程度のザク切りにする





❸パプリカの内側のわたをそぎ落とし、1cm幅程度に切る



❹豚肉を食べやすい大きさに切る







❺ねぎを斜めに細切りにする

=Point=
ねぎは輪切りでもOKですが、斜めの細切りにすると出来上がりがとてもお洒落になります!





❻サラダ油をひいたフライパンで、なす全体に油が馴染むまで炒める

=Point=
ピリ辛がお好きな方は、なすを加える前にサラダ油で輪切りの鷹の爪を炒めると、ピリ辛な丼ぶりになります♪



➐豚肉を加え、火が通るまで炒める





❽パプリカを加え、炒める



❾全体に火が通ったら、★の合わせ調味料を加え、味を馴染ませる





❿ねぎを加えてさっと炒める

=Point=
ねぎを輪切りにした場合は、完成した丼ぶりのトッピングとしてかけるのがおすすめです。



⓫水溶き片栗粉を加え、全体にとろみをつける

=Point=
火を止めてから水溶き片栗粉を加え、火をつけて全体に馴染ませると、片栗粉がダマになりにくいです♪





⓬ご飯を盛った丼ぶりに、盛り付ける





⓭中央を少しくぼませて、温泉卵を割り入れる





⓮糸唐辛子といりごまを上からかけたら完成♪

茄子と豚肉の甘辛丼ぶりのお味は?





彩り豊かで食べる前から食欲がそそられます。
食べてみると、タレの味が野菜やお肉にしっかりと染み込んでいて、噛むたびにうま味が口の中に溢れ出します。
この合わせ調味料がまた絶品!
夏バテで食欲が落ちていても、この味付けならお箸がどんどん進みそうです。





温泉卵を割ると、また味が少しマイルドになってこれまた美味しいです。
とろみを加えていることで、タレがご飯にも絡みやすくあっという間に完食でした!

今回の合わせ調味料は万能♪



今回の合わせ調味料のタレは、普段の炒め物タレとしても使うことが出来ます。
食材を選ばず、どんなお野菜やお肉と合わせても美味しく召し上がっていただけると思います。



伊藤さんはこちらの合わせ調味料を多めに作って、常に冷蔵庫に常備しているんだとか。
毎回調味料の計量をするのも大変なので、お気に入りのタレを常備しておくと、忙しいときにもとっても便利ですよね。
このタレが気に入った方は、ぜひ常備調味料として多めに作ってみてくださいね。


いかがでしたか?
彩り豊かで食欲をそそる「茄子と豚肉の甘辛丼ぶり」。
難しい工程もなく、簡単に出来るのに、とっても満足感の高いレシピでした。
ぜひ、お家でも作ってみてくださいね♪

次回は旬の”夏野菜”を使った、サラダのレシピを教えていただきます。
お楽しみに♪

伊藤さん顔写真

旬のお料理1年生 担任

伊藤清美さん

京都JR山陰本線・花園駅から歩いて約10分の住宅街でカフェ「zozotte plus」を営まれています。
【ちょっと洒落た家庭料理】をコンセプトに作られている「zozotte plus」さんのお料理は、すべて伊藤さんの手作り。
京都へ訪れた際には、ぜひお店を訪れてみてくださいね♪


▽zozotte plus
〒616-8101 京都府京都市右京区太秦和泉式部町13−19
電話:075-861-3805
営業日:水・木・金・土の11時半〜15時ランチ営業
※夜は金曜日のみバル営業
Instagram:https://www.instagram.com/kiyozozo/?hl=ja


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