ここ数年インテリアフラワーとして人気の「ハーバリウム」。
実は100円ショップに売っている商品だけで、ハーバリウムを手作り出来るること、知っていましたか?
今回は、キラリオWebメディアチームの日高と三浦が、ハーバリウム作りに挑戦しました。
お部屋でのおすすめの飾り方もご紹介しておりますので、ぜひ、最後までお楽しみください♪
ハーバリウムって?
ハーバリウムとは、植物標本という意味で、もともとは研究のために植物の状態を長期保存する方法として生まれもの。
容器に入れたプリザーブドフラワーやドライフラワーを、保存専用オイルに浸して作られています。
最近では、お花本来の美しさを長期間楽しめることができるとして、インテリアフラワーとして人気を集めています。
また、オイルによってもたらされる独特の透明感や浮遊感も、生花やドライフラワーでは味わえないハーバリウムの魅力の一つです。
材料は全て100円ショップで揃う
ハーバリウム作りに必要な材料は、❶お好きな容器、❷お好きなドライフラワー、❸ハーバリウムオイル❹ピンセット❺はさみの5つ。
今回は100円ショップ「セリア」で材料を購入しました。
最近では、100円ショップでもドライフラワーの取り扱いが増え、様々な色・種類のドライフラワーが売られていました。
選ぶお花や容器によって、一人ひとりの個性が出るのもハーバリウム作りの醍醐味。
ハーバリウム作りの楽しみは、ドライフラワー選びと容器選びから始まります。
日高が選んだのはこちら。
細長いボトルに、ピンク・ホワイト系のドライフラワー達。アクセントにブルーのドライフラワーを選びました。
ふわふわのススキや猫じゃらしがオイルに浸してどんな表情になるのか楽しみです。
三浦が選んだのはこちら。
一目ぼれしたオレンジのドライフルールをメインに、ホワイト系と少しブルーのドライフラワーを選びました。
オレンジが色々な角度から楽しめるよう、口が広く、背が低めの容器を選びました。
ハーバリウムの作り方
さあ、さっそくハーバリウム作りを始めます♪
作り方も3ステップと、とてもシンプルです。
❶ハーバリウムを長期間楽しむ為に、まずは容器を消毒します。
容器を煮沸消毒または、アルコール消毒をし、しっかりと乾かしましょう。
❷ドライフラワーを感性の赴くままに容器へ詰めていきます。
そのまま使うも良し、カットして使うも良し。
どの角度から見てもお花が綺麗に見えるよう、いろいろな角度から確認しながら詰めていきます。
難しいけれど、楽しいこの作業。
段々と容器の中のお花が増えていくと、完成はどのようになるのかワクワクとしてきます。
❸ハーバリウムオイルをゆっくりと注ぎ入れ、蓋を閉めたら完成です。
三浦の作成したオレンジのハーバリウムは、使用したドライフラワーの量が少なかったためか、オイルを注ぐと全体的に浮き上がってきてしまいました。
浮かびあがらないためには、軽いお花の上に重たいお花を置いたり、容器の上部に空間が残らないようちょうどよい量のお花をつめたり、と工夫が必要のようです。
皆さんは、今回の失敗を生かして理想のハーバリウムを作ってみて下さね。
完成したものがこちら。
こちらは日高作。
白とピンクをベースに、ブルーのアクセントがとても綺麗に仕上がりました。
ススキや猫じゃらしは、オイルに浸かっていてもそのふわふわ感が見て楽しめます。
こちらは三浦作。
オレンジを大きく1枚で使ったり、小さく切って使ったりと、オレンジが主役のハーバリウムです。
全体的にオレンジ~ホワイトの配色でまとめ、夏らしい元気なイメージになりました。
ハーバリウム、どう飾る?
作ったハーバリウムをお家のいろいろなところに飾ってみました。
その中でも、特に素敵だなと思ったおすすめの飾り方を3つご紹介します。
一つ目は、テーブルの上。
定番ですが、長い時間を過ごすことの多いテーブルにお気に入りのハーバリウムがあったら、いつものおうち時間がよりリラックスできる時間になりそうです。
二つ目は、窓際。
日の入り具合によって、違う表情を見せてくれるハーバリウムを楽しむことができます。
日が低い時間帯は、ハーバリウムの光の影を楽しむこともできますよ♪
※ハーバリウムは直射日光に当てると、退色が早くなる恐れがあります。
窓際に置かれる際は、退色の恐れがあることをご了承くださいませ。
3つ目は、ベッドサイド。
ベッドは1日のはじまりを迎える場所。
お気に入りがそばにあったら、素敵な1日のはじまりになりそうじゃありませんか?
そして、夜にはこんな楽しみ方も。
ハーバリウムをライトで照らせば、まるでキャンドルのようなあたたかい光が楽しめるんです。
嫌なことがあった日も、これを見たら心が安らぎそうな気がします。
寝る前のリラックスタイムをハーバリウムと共に過ごしてみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?
100円ショップの材料で出来る、手作りハーバリウム。
自分で選んで、自分で考えながら作ったものだからこそ、既製品とはまた違う愛着が生まれやすいと感じました。
難しい工程も少ないので、夏休みの思い出にお子様と一緒にハーバリウム作りを楽しむのもおすすめですよ。
お家時間をより充実させるため、ハーバリウムをハンドメイドしてみてはいかがでしょうか。