ご自宅でも簡単に作ることのできる”旬”を取り入れた家庭料理を学ぶ企画最終回!
今回も、京都でカフェ「zozotte plus」を営まれているお料理のプロ、伊藤清美さんに旬のレシピを教えていただきます。
第6回目は、今が旬の「ズッキーニ」を使った『ズッキーニのアンチョビ焼き』を教わりました。
第2回目のアンチョビポテトサラダを作っていただいた方は、アンチョビを他にどんな料理に使おうかとお悩みになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
簡単に出来るのに、家庭料理とは思えないお洒落な味わいのレシピです。
添えられている「ハム巻きたまご」は、次週番外編としてお届けします。
ぜひ、レシピを見ながら、ご自宅でも作ってみてくださいね♪
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今回の旬の食材は?
今回の旬の食材は「ズッキーニ」。
一見きゅうりのように見えるズッキーニですが、実はかぼちゃの仲間。
完熟してから食べるかぼちゃとは違い、ズッキーニは開花後5~7日の未熟果を食べます。
カロテンやビタミンCが豊富で、風邪の予防や美肌効果に効果があり、低カロリーなのも嬉しいところ。
オリーブオイルなど油とも相性も良く、一緒に食べることでカロテンの吸収率をアップさせることができます♪
そんなズッキーニの旬は、6月~8月。
ヘタの切り口がみずみずしく新鮮で、太すぎず、皮にハリと艶があるのが、美味しいズッキーニの特徴です。
材料
【材料(2人分)】 調理時間:約10分
ズッキーニ…1本
アンチョビフィレ…2尾
にんにく…1片の半分~2/3
マヨネーズ…大さじ3
こしょう…少々
パン粉…少々
オリーブオイル…少々
パセリ…飾り用
作り方
❶ズッキーニを2~3cm幅の輪切りにする
❷アンチョビの油分をキッチンペーパーでしっかりと吸い取る
❸油をきったアンチョビをみじん切りにする
❹にんにくをすりおろす
❺アンチョビ、すりおろしにんにく、マヨネーズを混ぜ合わせ、こしょうで味を整える
❻オーブンを205℃で余熱する
➐ズッキーニの表面に❺のソースを塗る
❽上からパン粉を全体的にまぶす
❾表面にサッとオリーブオイルをかける
※写真はスプレータイプのオイルを使用しています
❿205℃のオーブンで焼き目がこんがりと付くまで焼いたら完成♪
(目安:5分~8分)
⓫仕上げにパセリを飾りました
お味はいかが?
ズッキーニのアンチョビ焼き、いただきます。
すっきりとした味のズッキーニに、アンチョビマヨネーズのソースが抜群にマッチしています。
ソースはアンチョビが入ることで、大人なスパイスが加わり、家庭で食べる料理とは思えないようなお洒落な味わいです。
また、パン粉が乗っていることで、カリッとした食感も楽しめます♪
切ったズッキーニにソースを乗せて焼く、という簡単な手順でお洒落で美味しい料理が出来るのはとても嬉しいですよね。
そして今回は撮影用に、ズッキーニを縦半分に切ったものも作りました。
伊藤さんの提案で、オーブンで焼いたときにトレイに落ちたパン粉とピンクペッパーを添えて、黒いお皿に盛り付けたら、お洒落な1皿が出来あがりです。
来客の際、おもてなし料理として出したら、喜ばれること間違いなし。
いかがでしたか?
全6回にわたり、zozotte plusの伊藤さんに旬の食材を使った家庭料理のレシピを教わりました。
どのレシピも、難しい手順が少なく、いつもの家庭料理とは一味違う、絶品のレシピばかりで、私の家の定番メニューにもなりつつあります。
旬の食材もスーパーなどで手軽に購入できるものが多いので、献立に迷った際は、ぜひ過去のレシピをさかのぼって、いろいろと作ってみてくださいね♪
次回は番外編として、今回のレシピの付け合わせとして載っている「ハム巻きたまご」のレシピをご紹介します。
こちらのレシピは、伊藤さんが幼い頃の記憶に残っているお母さんの思い出ご飯。
エピソードも添えてお届けしますので、ぜひお楽しみに!!
旬のお料理1年生 担任
伊藤清美さん
▽zozotte plus
〒616-8101 京都府京都市右京区太秦和泉式部町13−19
電話:075-861-3805
営業日:水・木・金・土の11時半〜15時ランチ営業
※夜は金曜日のみバル営業
※詳しい営業につきましてはInstagramをご確認ください
Instagram:https://www.instagram.com/kiyozozo/?hl=ja
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