ご自宅でも簡単に作ることのできる”旬”を取り入れた家庭料理を学ぶ企画、番外編!
今回は全6回を通して旬レシピを教えていただいた京都でカフェ「zozotte plus」を営む伊藤清美さんの幼い頃の記憶に残っているお母さんの思い出ご飯「ハム巻きたまご」のレシピをエピソードを添えてお届けします。
こちらのハム巻きたまごは第6回のズッキーニのアンチョビ焼きの付け合わせとしても登場していました。
ぜひ、レシピを見ながら、ご自宅でも作ってみてくださいね♪
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材料
【材料(3~4人分)】 調理時間:約10分
扇形ハム…1パック
卵…3個
マヨネーズ…適量
塩…適量
こしょう…適量
ハム巻きたまごの作り方
❶ゆで卵をつくる
❷ゆで卵を潰し、マヨネーズ、塩、こしょうで味を整える
❸扇形ハムに卵ペーストをのせ、爪楊枝で止めたら完成♪
お味はいかが?
伊藤さんのお母さんの思い出ご飯でもあるハム巻きたまご。
味付けはシンプルながらも扇形ハムの素朴な味わいと卵マヨネーズの塩気がマッチし、子どもから大人まで大好きなメニューなのではないでしょうか。
緑のズッキーニに、淡いピンクと黄色のハム巻きたまごの組み合わせは、見た目にも可愛らしいですよね。
メインのおかずの付け合わせや、お弁当のおかず、おつまみにもぴったりです。
伊藤さんにとってのお母さんの思い出ご飯
全6回に渡り、旬の食材を使いながら簡単で、いつもとは一味違う素敵なレシピを教えてくださった伊藤さん。
お料理上手な伊藤さんが、幼少期の頃思い出に残っているお母さんの手料理ってどんなものなんだろうとふと気になり、尋ねてみました。
「うちのお母さんの料理で、よく出てきたのはおばんざいや茄子のたいたん、ひじきの煮物みたいな家庭料理。そんな中、たまに出てきたのがこの『ハム巻きたまご』。茶色っぽい料理が多い中、ピンク色が可愛らしいし、なんだか洋風でおしゃれに見えて、子どもながらにこれが出てくると嬉しかったんよね。」
子どもが大きくなった時、自分が作ったご飯を美味しかったな、嬉しかったな、と思い出してくれたらとても嬉しいですよね。
いつもの料理に少しの工夫で、子どもの心に残る特別なメニューになることもあるかもしれません。
「大人になって、自分で料理するようになって初めて、お母さんは既製品を使わず、全部手作りで作ってはったんやなって分かって。大変やったやろうなと思います。」
大人になって初めて、今まで気付かなかった親の愛情に気付くことも多いですよね。
伊藤さんがzozotte plusで出されているお料理も、すべて既製品を使わない伊藤さんの手作り。
子どもの頃、お母さんが伊藤さんにかけていた愛情が今も引き継がれているんですね。
いかがでしたか?
全6回にわたり、zozotte plusの伊藤さんに旬の食材を使った家庭料理のレシピを教わりました。
自分の料理のレパートリーが増えると、自分にとっても料理が楽しくなったり、食べてくれる人が喜んでくれたり、そんな様子を見て自分も嬉しくなったり、と嬉しい循環が生まれるのではないかと思います。
旬の食材もスーパーなどで手軽に購入できるものが多いので、献立に迷った際は、ぜひ過去のレシピをさかのぼって、いろいろと作ってみてくださいね♪
旬のお料理1年生 担任
伊藤清美さん
▽zozotte plus
〒616-8101 京都府京都市右京区太秦和泉式部町13−19
電話:075-861-3805
営業日:水・木・金・土の11時半〜15時ランチ営業
※夜は金曜日のみバル営業
※詳しい営業につきましてはInstagramをご確認ください
Instagram:
https://www.instagram.com/kiyozozo/?hl=ja
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