今年も残すところあと2週間ほど。
師走に入り慌ただしくなってきましたが、そんな時こそお花を飾って少しでも心に余裕を持ちたい。
そんな思いで久しぶりにお花屋さんに出かけました。
秋冬らしい、温かみや落ち着きを感じる色合いのお花たちで賑わう店内でぱっと目を惹かれたのは、青色のカーネーション。
本来、カーネーションには青色の色素はなく、ペチュニアなどの青い花から採取した「青系の色素を作る遺伝子」を、カーネーションの遺伝子に組み込むことで、見事な青系の発色を実現したそうです。
青色系カーネーションは「ムーンダスト」と名付けられ、「月のように柔らかな包容力のある花であって欲しい」という思いが込められています。
このカーネーションは、ムーンダストの中の「アクアブルー」という品種。
まるで雪のような淡い青紫色がなんとも上品です。
淡い色合いから儚い印象を感じますが、ムーンダストは、通常のカーネーションに比べて1.5倍は日持ちするそうです♪
寒色でまとめるのも冬らしくて素敵かもしれないと思い、濃い青色に染色されたカスミソウも一緒に購入しました。
ところどころにある白色のカスミソウが奥行きを生み出してくれそうです。
お花を生けたのはROSENDAHL COPENHAGENのフラワーベースINFINITY。
うねうねとした形が可愛らしいこちらのフラワーベースは、淡いブルーグリーンのガラス製なので寒色系のお花との相性も抜群でした◎
キッチンカウンターに飾ると、ほんのりと青色に彩られ、お部屋が冬の装いに。
寒い冬にあえて、寒色のお花を飾ることで、なんだか背筋がしゃきんとした気がします。
慌ただしい12月もお花に癒されながら、乗り切れそうです♪
冬らしい凛とした雰囲気を味わえる青色のカーネーション。
ぜひ、皆さんもお部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。