お部屋を居心地の良いおしゃれな空間にしたいけど、センスに自信がなくてなかなかうまくできない…。そんな悩みを持っている方にオススメ!今回は、知っているだけで誰でも簡単にできちゃうディスプレイの「基本のき」をご紹介させていただきます。
背の高さを大・中・小に分けて、「三角形」をつくるイメージでディスプレイしていく方法を「三角形の法則」といいます。
三角形を意識することで安定感が生まれ、また奥行を使って配置することで立体感のある空間に仕上げることができます。
三角形といっても、必ずしも真ん中に背の高いものをもってきて完全なシンメトリーにする必要はなく、あえて左右のどちらかに寄せてみたりして崩しや遊びを取り入れてみることで個性やリズムを表現することもオススメです。
実際にどんな風に変わるのか、実践してみたいと思います。
こちらは、ただ置きたいもの、飾りたいものを並べてみた状態です。
なんだか動きがなく平面的なせいか、物足りない印象を受けませんか?
こちらに少しだけ手を加えて、リズム感を出していきたいと思います。
一番背の高いフラワーベースを起点として、左右にアイテムを配置していきます。
もう少し高さを出したいな・・・という時は、本を何冊か重ねて台にすることで高く見せる方法もあります。高さを出すことで視覚的に立体感が生まれて、全体のバランスがとりやすくなるんです。
本を少しずらして重ねてみると、”崩し”にもなってさらに動きのあるディスプレイにすることができますよ。
できあがりがこちら。
ちょっとずつしか変わっていないのに、高さや奥行を出すことでディスプレイにリズム感が生まれた気がしますよね。
三角形の頭部分は重心を左右のどちらかに寄せると、よりバランスがよくなります。
実はこちらのディスプレイ、三角形が三つ隠されているんです。
大きな三角形と小さな三角形を組み合わせることで、より立体感のあるディスプレイを表現することができますよ。
いかがでしたか。
「三角形の法則」は、知っているだけでいろいろなところに応用することができますので、ディスプレイをする際はぜひ意識して取り入れてみてください。
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