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空間がまとまる配色の技

~色のレピテーション~

気に入った家具やインテリアを買ったけれど、なんだかお部屋に馴染まない。
そんな経験はありませんか?

今回は、そんなお悩みを解決すべく、お部屋のカラーコーディネートを考えるときや模様替えのときに知っておくと便利な配色の技をご紹介します。

配色のコツは『レピテーション』

お部屋に印象の強い色を1か所だけ使うと、お部屋に馴染まず唐突な印象になってしまいますよね。
そのほかにも、異なる木の色味の家具を同じお部屋に置くと、統一感のない印象のお部屋になることも……。

そんな時、活用いただきたいのがお部屋の中にその色を分散させて繰り返し使う『色のレピテーション(繰り返し)』というテクニックです。

同じ色を繰り返し使うことで、強い印象の色や、印象の違う色同士も自然とお部屋に馴染み、統一感が生まれるんです!

印象の強い色は、お部屋に散りばめて馴染ませる



ナチュラルなカラーで統一されたお部屋。
ここに1点ブルーのインテリアを足すと、唐突な印象になってしまいます。
しかし、アートポスターや雑誌でお部屋にブルーを散りばめることでリズムが生まれ、不思議とお部屋に馴染んでくれるのです。



こちらは取り入れるのがなかなか難しそうなブラック×赤のアートポスター。
こちらも赤褐色のフラワーベースやシェーカーボックスを配置し、ブラックのダイニングチェアを並べれば、あら不思議。
奇抜な印象の2色も繰り返し使うことで、統一感のある空間になりました。



淡い色でお部屋をまとめると黒いテレビが浮いてしまう……。
そんな時も色のレピテーションのテクニックが役立ちます!
ナチュラルな木目にも馴染む、ブラックフレームの家具を取り入れれば、黒いテレビも悪目立ちしませんよ。
ブラックが空間を引き締めてくれる嬉しい効果もあります♪

異なる色味の家具もレピテーションでまとまりのある空間に



ナチュラルカラーの家具とブラウンカラーの家具は同じお部屋に置くとちぐはぐな印象になりがち。
そんな時は、ナチュラルカラー、赤褐色、ブラウンと色味の異なる茶色を散りばめることで、不思議とまとまった印象になりますよ。
ラグやソファーなどもブラウンカラーで合わせると、ブラウンのグラデーションがうまれ、奥行きを感じるお部屋に♪


いかがでしたか?
レピテーションのテクニックを使えば、印象が強いけれど取り入れたい色や、異なる色合いの家具同士も上手に調和させることができそうですよね♪
お部屋の配色に悩んだら、ぜひ色のレピテーションを活用してみてください。

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