こんにちわ。
キラリオインテリアの竹中です。
最近テレビを見ていても、芸能人の方が町の中を歩きその時に出会った人や、場所を伝える“街ブラ”番組が多いように思います。
本屋さんに行っても、「〇〇お散歩」的な本も沢山目にします。
キラリオのある「京都」には沢山の世界遺産もあれば、寺社仏閣、おしゃれなカフェやショップなどが混在するとても面白い街ですので、“キラリオSAMPO”として、ぶらっと歩いている中に見つけたちょっとした京都の風景をキラリオマガジンでシリーズとしてお伝えできればと思います。
第1回目は、カスタマースタッフの渡部がお届けします。
彼は、6年前に東京から京都に移住をしてきました。
文化の重みを感じさせる街並み、古の先人たちが遺した神社仏閣に強く惹かれ、引き寄せられるように京都に住み着いた次第です。
本日は、彼が好きな「相国寺」にSAMPOしてきた様子をお届けします。
▼相国寺
臨済宗相国寺派の大本山である相国寺は、京都五山第二位に列せられる名刹です。正式名称は萬年山相國承天禅寺。
出典:臨済宗相国寺派のHPより(http://www.shokoku-ji.jp/top.php)
カスタマーサポートの渡部です。ここからは私がお届けします。
まずは相国寺境内への入り口。
幾つか入り口があるのですが、今回は烏丸今出川通りより境内に入ります。
右手に見えるのは同志社大学の校舎。
大学に接しているので、この辺りは学生達が多く、一年中活気があります。
境内に入ると、人の往来が目に入ります。
私が京都に住んで、驚いたのが、この点。
文化遺産である名刹の境内が京都に住む人の日常の交通路になっているということ。
この日もジョギングをする人や、犬を散歩する人、道をショートカットする為に横断する人、そして、観光する人。
様々な目的の人が往来しておりました。
住む人の日常に貴重な文化遺産がしっかりと溶け込んでいる印象を受けます。
古いものが駆逐され、新しいものに取って変わる、変化の激しい東京から移り住んだ来た私にとって、そのような京都の日常はかなりSPECIAL。
京都が持つ独特の空気感はこういった要因から生まれていると思うのであります。
さらに、境内に目を向けると、点在する塔頭(本寺の境内にある小寺)の玄関や、庭園にひっそりと佇む苔むした灯篭など、好き者にはたまらない光景が広がっております。
その好き者の一人である私は、このような光景を日常的に見れる贅沢に胸が高鳴るのであります。
相国寺内には創建以来、お寺に伝わる宝を集めた承天閣美術館が併設しております。
禅の文化が華開いた室町時代より伝わる貴重な水墨画、絵画、茶道具を鑑賞する事が出来ます。
この日は浮世絵の特集展が行われていました。
これも好きな人にはたまらないですね。
千年以上の歴史を持つ京都では、人類の遺産と言うべき多くの文化財に出会う事が出来ます。
そのような文化財を現代まで残し、維持するには多くの人々の筆舌し難い努力が必要だったと思います。
今こうして当時の面影を知る事ができるのは、関わった全ての人々のおかげ。
目にする事が出来る奇跡に感謝する次第でございます。
京都を観光する際には、そのような人々の真摯な意志も感じて頂けると幸いでございます。
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