こんにちわ。
kirarioインテリア、スタッフの渡部です。
先日の投稿(音楽のある暮らし)でご紹介をさせて頂きましたが、私は音楽に興味があり、お休みの日には、様々なイベントに出かけています。
大半は関西地区でのイベントに参加しているのですが、稀に地方でのイベントに行くこともあり、訪れた土地々々で目にする人々の暮らしや根付いた文化に、深い感銘を受けることが多々あります。
そのような旅先で出会った事柄、心に去来した思いを、私の主観ではございますが、今回のキラリオマガジンでお届けしたいと思います。
題して「音旅日記」。
記念すべき第一回目は、先日訪れた愛媛県松山市までの珍道中。
今回、滋賀県彦根市でイベントを主催されていたN氏が故郷、愛媛県松山市に帰る事となり、帰省後に初めて主催されるイベントにお招きいただきました。
お遍路さんで有名な四国。
東北の片田舎で生まれ育った私には、その程度のイメージしかない未知なる土地。
未知を知る喜びに飛び跳ねる心を押さえつけながら、瀬戸大橋を渡ります。
無事に四国の地に踏み入り、一目散に向かった先は、四国ビギナーが、まず食すであろう「讃岐うどん」。
讃岐の里山の竹林にてぽつんと営業する名店”山内うどん”伺いました。
この店構えでまず美味しいのは間違いないだろうという直観が働きます。
ピックアップポイントは、うず高く積まれた薪。
ここのうどんは薪で茹でている事が推測できます。
ガス釜とは火力が違う為、キメの細かい引き締まったうどんが茹であがりそうな予感。
空腹と妄想で駆け出す心を抑えて、いざ店内へ。
昔ながらの昭和の食堂が時間を止めてここに残っているといった雰囲気の店内。
初めて来たにも関わらず、妙に懐かしく感じられる。
ぶら下がった瓢箪の効果?なのか、実家に帰省したような感覚に陥り、ノスタルジックな気分にさせられます。
店内を見渡してみると、観光客と地元の方が半々くらいでしょうか。
カウンター内にデンっと構えた親戚のような雰囲気を醸し出している女性の方ににおすすめされた”ひやあつ”(茹で上がったうどんを冷水でしめて、あったかい出汁にぶち込んだもの)と、どでかい鳥のからあげを注文。
予想以上のコシの強さにびっくり!
食べ終わる頃にはアゴが疲れてました。
店主にお話を伺うと火力に薪を使うと麺が芯から茹であがり、あの独特のコシが生まれるとか。
出汁はイリコと昆布とかつおが絶妙にブレンドされた香り高い逸品。
気が付けば、即完食でございました。
うどん大300円、鳥の唐揚げ150円、合わせて450円という価格に脱帽。
コスパが良いとかの次元を遥かに超える満足感。
大大大おすすめですので、近くへ来られた際には、想定外のコシを体験して見てください。
そんなこんなの初四国。
出足好調な滑り出しとなりました。
これより、一路、松山へ。
そのお話は、またの機会に。
▼ 山内うどん
769-0316 香川県仲多度郡まんのう町大口1010