こんには。
キラリオインテリアの山岡です。
カスタマーサポートのお仕事をしていると、お客さまから様々なお問い合わせを頂戴します。
その中でもよくいただくのが
「ラグマットのお手入れ方法を教えてもらえないですか?」
「飲み物をこぼしてしまったら、どうやってきれいにしたらいいんですか?」
というもの。
確かに、ラグマットは大きなものですので簡単に洗ったりできないですし(そもそも洗えないものも多いですしね)、一部分しか汚れてないのにクリーニングに出すのもためらっちゃいますよね。
でもご安心を!
ご家庭にあるものだけを使って、ラグマットをキレイに復活させることができちゃうんです。
それでは、今回は、そんなラグマットのお手入れに関してのお悩み解決法をご紹介します。
まずはケース1として、コーヒーをこぼしてしまった場合の汚れの落とし方についてです。
「よりによってコーヒーをこぼすなんて・・・さすがに取れないんじゃ・・・。」
心配になりますが、大丈夫!!
ちゃんとした手順で汚れを取れば、ほとんど目立たなくなりますよ。
そのために重要なのはスピード!
汚れを放置せずに、すぐ拭き取ることがとっても大切なんです。
それでは早速手順を見ていきましょう。
まず最初に、乾いた紙や布を用意し、押し当てるようにして汚れを吸い上げます。
ここでのポイントは、こするのではなく、汚れた箇所に紙や布を押し当てるようにして、汚れを吸わせること。
こすってしまうと、汚れが浸み込んでしまったり広がってしまいます。
紙や布に汚れが吸い取れなくなってきたら、コーヒーをこぼしてしまった部分に少しだけ水をつけます。
ラグマットの下には、当て布をしておきましょう。
そして、また乾いた紙や布で軽く抑えながら吸収します。紙や布にコーヒーの色がつかなくなるまで繰り返します。
紙や布に、汚れがあまり付かなくなってきたら、次に中性洗剤とぬるま湯を用意します。
洗濯用の液体洗剤で問題ないですが、落ちにくい場合は食器用の中性洗剤を使うと汚れがよく落ちますよ。
ボールにお湯をはって、洗剤を2〜3滴たらします。
ちょっと泡立つ程度で十分です。
次に、布を洗剤液に浸して、しっかりと絞ります。
こちらも、ラグマットの下には当て布をしておきましょうね。
下に敷いてある当て布に汚れを押し出すようなイメージで、トントンと叩いて汚れを落としていきます。
ここもこすらないのがポイントです!
これを、しばらく続けていると、
厚みのあるラグマットにも関わらず、当て布にコーヒーの汚れが!
この作業を当て布に汚れがつかなくなるまで念入りに行います。
※それでもシミが取れない場合には歯ブラシを使います。
薄めた中性洗剤を歯ブラシにつけ、コシコシと優しくなでるように汚れを落としていきます。
当て布に汚れがつかなくなったら、水で濡らしてかたく絞った布で洗剤を拭き取り、乾拭きをします。
最後はドライヤーを使って乾かしましょう!
毛足の長いラグマットの場合には、毛同士が絡まってしまわないように注意しながら乾かしましょう。
ブラシを使ってとかしながら行うと絡まり防止になりますよ。
今回はコーヒーをこぼした場合の対処法をご紹介しましたが、もし、ソースや醤油など油分を含んだものをこぼしてしまった際は、小麦粉を使うのが効果的です!
上記のステップの、水を吹きかけてトントンした後洗剤を付ける前に、汚れた範囲全体に小麦粉を撒きます。
汚れが全体的に見えなくなる程度で大丈夫です。
これで小麦粉が油分を吸い取ってくれます。
その後は、コーヒーの場合と同じく洗剤液を布に浸して、小麦粉の上からポンポンと叩くように洗剤液を染み込ませ、乾拭きして乾かしましょう。
小麦粉がラグに残っているので、最後に掃除機をかけて吸い取ったら完了です!
こちらも参考にしてみてくださいね。
ラグマットにこぼしてしまったコーヒーは、すぐに対処すれば、シミになったり匂いが残ったりすることはほとんどありません。
シミや匂いの原因になってしまうのは、こぼしてしまったコーヒーを長い時間放置してしまうからです。
こぼしてしまったらすぐにお手入れするようにしましょう!
すぐに準備物を用意することができない場合には、一旦はティッシュやキッチンペーパーでも良いので、素早く吸い取るようにしてくださいね。
お家にあるもので対処できるので、手順を覚えておくと、いざというとき役立ちますよ♪
また次回は、日々のお手入れ方法やラグがくたびれてしまった際の復活方法などをご紹介したいと思います!
お楽しみに〜♪